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ABMS-C
小児基本動作評価スケール
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ABMS-C TypeT
小児基本動作評価スケール Type T
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ABFS-C
小児摂食嚥下評価スケール
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ABLS-C
小児言語コミュニケーション評価スケール
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ABPS-C 幼児版
小児活動・社会参加評価スケール 幼児版
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ABPS-C 学童版
小児活動・社会参加評価スケール 学童版
ABMS-C 小児基本動作評価スケール
ABMS-C(Abilty for Basic Movement Scale for Children)はどこでも誰にでも簡便に評価が行える小児基本動作評価スケールです。
評価項目は「頚部保持」「座位保持」「平面移動」「立位保持」「歩行」の5項目で、それぞれを0、1、2、3の4段階のグレードで評価します。
各項目とも乳幼児がその時点で発揮できる最大限の能力によって評価点をつけます。たとえば「平面移動」においてズリバイ・背バイができなくても、臀部を上げての膝バイが可能であれば「平面移動」でのグレードは3となります。
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|---|---|
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
頚部保持 |
首が全くすわっていない |
両肩を45度引き起こしても首がついてくる |
両肩を90度引き起こしても首がついてくるが10秒保持できない |
両肩を90度引き起こしても首が10秒すわっている |
|
座位保持 |
全くお座りできない |
骨盤を支えればお座りできる |
手をついて10秒お座りできる |
手放しで10秒お座りできる |
|
平面移動 |
全く平面移動できない |
寝返りができる |
ズリバイ・背バイができる |
膝バイができる |
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立位保持 |
全く立てない |
体幹を支えて10秒立てる |
何かにつかまって10秒立てる |
手放しで10秒立てる |
|
歩行 |
全く歩けない |
体幹を支えて5歩歩ける |
つかまりor手つなぎで5歩歩ける |
手放しで5歩歩ける |
ABMS-C 基本動作能力
- 合計点
- /15
ABMS-C TypeT 小児基本動作評価スケール Type T
ABMS-C TypeT(Ability for Basic Movement Scale for Children Type T)はどこでも誰にでも簡便に評価が行える小児基本動作評価スケールです。
評価項目は「口腔顔面」「手先」「片足」「両足」「階段」の5項目で、それぞれを0、1、2、3の4段階でグレードを評価します。
各項目とも幼児がその時点で発揮できる最大限の能力によって評価点をつけます。
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|---|---|
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
口腔顔面 |
唇を指示通りに動かすことができない |
舌をまっすぐ前に出せる |
唇をとがらせることができる |
頬を左右交互にふくらませることができる |
|
手先 |
指を指示通りに動かすことができない |
指を1本出すことができる |
指を2本出すことができる |
指を1本ずつ折り曲げることができる |
|
片足 |
片足で立てない |
片足で5秒未満立つことができる |
片足で5秒以上立つことができる |
片足でケンケンができる |
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両足 |
両足で1秒以上つま先立ちができない |
両足で1秒以上つま先立ちができる |
両足をそろえて前へジャンプができる |
スキップができる |
|
階段 |
階段を登ることができない |
手すりを使って二足一段で階段を登ることができる |
手すりを使って一足一段で階段を登ることができる |
手放しで一足一段で階段を登ることができる |
ABMS-C TypeT 応用動作能力
- 合計点
- /15
ABFS-C 小児摂食嚥下評価スケール
ABFS-C(Ability for Basic Feeding and Swallowing Scale for Children)はどこでも誰にでも簡便に評価が行える小児摂食嚥下評価スケールです。
評価項目は「覚醒」「頚部保持」「感覚過敏」「舌口唇運動」「分泌物処理」の5項目で、それぞれを0、1、2、3の4段階でグレードを評価します。
各項目とも幼児がその時点で発揮できる最大限の能力によって評価点をつけます。
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|---|---|
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
覚醒 |
痛み刺激に反応なし |
揺らすと覚醒する |
声掛けで覚醒する |
覚醒している |
|
頸部保持 |
頸が全くすわっていない |
両肩を45度引き起こしても首がついてくる |
両肩を90度引き起こしても首がついてくるが10秒保持できない |
両肩を90度引き起こしても首が10秒すわっている |
|
感覚過敏 |
全身の感覚過敏がある |
唇や口周囲に物が触れるのを嫌がる |
口腔内に物が触れるのを嫌がる |
感覚過敏がない |
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舌口唇運動 |
唇を閉じることも舌を動かすこともできない |
唇を閉じることができるが舌を動かすことができない |
唇を閉じることができ、舌は口腔内でのみ動かすことができる |
唇を閉じることができ、舌を口腔外へ出すこともできる |
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分泌物処理 |
常にヨダレが口から溢れている |
常に喉がゴロゴロしている |
口腔内刺激後にゴロゴロが出現する |
口腔内刺激後もゴロゴロしない |
ABFS-C 摂食嚥下能力
- 合計点
- /15
ABLS-C 小児言語コミュニケーション評価スケール
ABLS-Cはどこでも誰にでも簡便に評価が行える小児言語コミュニケーション評価スケールです。
評価項目は「覚醒」「言語理解」「言語表出」「明瞭度」「社会性」の5項目で、それぞれ0、1、2、3の4段階でグレードを評価します。
各項目とも幼児がその時点で発揮できる最大限の能力によって評価点をつけます。
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|---|---|
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
覚醒 |
痛み刺激に反応なし |
揺らすと覚醒する |
声掛けで覚醒する |
覚醒している |
|
言語理解 |
声かけに反応しない |
呼びかけ(声)にふりむく |
ジェスチャーや指さしを用いれば、言語指示に従うことができる |
ジェスチャーや指さしなしに、ことばだけで指示に従うことができる |
|
言語表出 |
発語がない |
アー、ウーなど声をだす |
指さしをする |
意味のあることばを話す |
|
明瞭度 |
発語はできるが周囲は全く聞き取れない |
発語はでき、時々わかることばがある |
時々わからないことばがある |
全部わかる |
|
社会性 |
視線があわない |
あやすと笑う |
バイバイをする |
友達といっしょに遊ぶ |
ABLS-C 言語コミュニケーション能力
- 合計点
- /15
ABPS-C 幼児版 小児活動・社会参加評価スケール 幼児版
ABPS-Cはどこでも誰にでも簡便に評価が行える小児活動・社会参加評価スケールです。
評価項目は「基本動作」「セルフケア」「活動性」「教育」「余暇活動」の5項目で、それぞれ0、1、2、3の4段階でグレードを評価します。
各項目とも幼児がその時点で発揮できる最大限の能力によって評価点をつけます。
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|---|---|
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
基本動作 |
ベッド上に寝たまま、起き上がることができない |
ベッド上や椅子に、背もたれなしで座っていることができる |
ベッドや椅子から一人で立ち上がり、立った姿勢を保つことができる |
一人で歩くことができる。※補装具の使用は可 |
|
セルフケア |
食事・着替え、整容(歯ブラシ、洗顔など)、トイレ、入浴などのセルフケアに手伝いが必要である |
食事や着替え(かぶりシャツ可)、整容(歯ブラシ、洗顔など)のうち、2つ以上、自分で行うことができる |
自分でトイレに行き、排泄することができる。※車椅子移動でも可 |
お風呂で、自分の体(頭を含める)を洗い、タオルでふくことができる。※シャワーでも可 |
|
活動性 |
屋内で、寝転んでいることがほとんどである |
屋内で立ったり、座ったり、身体を使った遊びができる |
歩いて、外出することができる。※車椅子自走でも可 |
階段の昇り降り(4-5階程度)、スイミング、ダンスなど中等度以上の強度の運動ができる |
|
教育 |
自宅内での生活で、家族以外の人との関わりがない |
自宅内での生活で、家族以外の人から何らかの支援(訪問看護や訪問リハビリなど)を受けている |
児童館や発達支援関連施設へ通っている |
保育園や幼稚園へ通園している |
|
余暇活動 |
余暇活動は家の中での遊びに限られる |
1~2時間程度、近所(公園、お友達の家など)で遊ぶことができる |
半日程度、デパートやイベントなど、公共の場へ外出することができる |
一日かけて遊園地や動物園などへ出かけたり、一泊以上の旅行へ行くことができる |
ABPS-C 幼児版 活動・社会参加能力
- 合計点
- /15
ABPS-C 学童版 小児活動・社会参加評価スケール 学童版
ABPS-Cはどこでも誰にでも簡便に評価が行える小児活動・社会参加評価スケールです。
評価項目は「基本動作」「セルフケア」「活動性」「教育」「余暇活動」の5項目で、それぞれ0、1、2、3の4段階でグレードを評価します。
各項目とも児童がその時点で発揮できる最大限の能力によって評価点をつけます。
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|---|---|
グレード | 0 | 1 | 2 | 3 | |
基本動作 |
ベッド上に寝たまま、起き上がることができない |
ベッド上や椅子に、背もたれなしで座っていることができる |
ベッドや椅子から一人で立ち上がり、立った姿勢を保つことができる |
一人で歩くことができる。※補装具の使用は可 |
|
セルフケア |
食事・着替え、整容(歯ブラシ、洗顔など)、トイレ、入浴などのセルフケアに手伝いが必要である |
食事や着替え、整容(歯ブラシ、洗顔など)のうち、2つ以上、自分で行うことができる。※座った姿勢でも可 |
自分でトイレに行き、排泄することができる。※車椅子移動でも可 |
自分でお風呂に入って、体を洗うことができる。※シャワーでも可 |
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活動性 |
屋内で座ったり、寝転んだりしていることが多く、部屋の片付けや家事のお手伝いなどはできない |
屋内で生活することがほとんどだが、部屋の片付けや家事のお手伝いなどができる |
歩いて、外出することができる。※車椅子自走でも可 |
階段の昇り降り(4~5階程度) 、サイクリング、ジョギング、水泳、野球、ダンスなど中等度以上の強度の運動ができる |
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教育 |
自宅内での自主学習などを含め、学校の授業に参加することができない |
自宅内での自主学習や訪問授業を受けることができる |
保健室登校や短縮授業であれば、学校へ行って授業参加できる。※院内学級を含む |
学校での授業全般に参加することができる。※体育は見学でも可 |
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余暇活動 |
余暇活動は家の中での遊びに限られる |
1~2時間程度、近所(公園、お友達の家など)や学校校舎内で遊ぶことができる |
半日程度、買い物や映画、お祭り(イベント)などへ外出できる |
一日かけて遊園地やハイキングなどへ行ったり、一泊以上の旅行へ行くことができる |
ABPS-C 学童版 活動・社会参加能力
- 合計点
- /15