リハビリテーション入門 失われた機能をいかに補うか

小児リハビリテーションの専門医が、リハビリの考え方から方法まで分かりやすく解説する。障害がよくなるとは必ずしも失われた機能が回復することではない。従来備わっていた機能をのばすことで、失われた機能を補えるような過程をさす。そして言語や記憶、情緒などに対する認知リハビリの手法が、子どもの心と運動の発達支援になかり有効だというのだ。少しずつであってもできることは年々増えていく。正しい評価と診断、家庭と社会の適切な対応によって症状は必ず改善する。

2015年12月10日