3.国立病院のミカンクラブーその1、4.国立病院のミカンクラブーその2
台詞
3.国立病院のミカンクラブーその1
遂行機能障害も病識の欠如も…カケルくんには…むつかしい…かな?
でもやがていまより少し元気になれば…この病院には「ミカンクラブ」という集団リハビリテーションプログラムがある!
Dr.ハシモト「まずはみなさん『やりたいこと』を3つ…」
「あげてくださーい」
カケル(少し元気になったカケルくん)「はい…」
「パソコンがうまくなりたいこと マンガ家になること…」
「ハワイに旅行したいです」
男性「〇▲製菓のクイズでハワイにご招待していますから応募してみては?」
絵夢「そりゃぁいいやーっ」
(図)
ホワイトボード、スクリーン
書記(スタッフ)
主役(当事者)司会(スタッフ)
参加者
参加者
参加者
参加者
参加者
参加者
参加者
参加者
円になろう!
主役と司会者が向き合いその2人に対して半円を描く用に参加者が座るとやりやすい。
4.国立病院のミカンクラブーその2
主役の人は…「今日からはじめること」をえらび…
カケル「マンガ家になる準備を…はじめます!」
えらんだ人はそれを実行します。
次週の個別作業療法ではじめた事を確認します。
それまでは、主役とご家族で出来る範囲のことをやってもたいます。
ママ「最後のコマがイマイチよ」
続いてOTによる個別作業療法です
絵夢「うまぁーい」
「将来マンガ家だね!」
カケル「えへへ…」
特定非営利活動法人 高次脳機能障害支援ネット
『高次脳機能障害ファシリテータ養成講座』P.44~P.163 三輪書店発行 参照